お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

パンケーキ お供の歴史 感じた日

2022/5/16

 

芝桜のように小花がこんもりと丸く咲いた鉢植えを

園芸店で見かけました。

 

アズーロコンパクト

キキョウ科のアズーロコンパクトという花で

青いマントを着た妖精の集団のようでした。

 

最近パンケーキにクリームチーズメープルシロップの組み合わせが気に入り

昨日も焼いたのですが、両方ともクセが無くて甘すぎず、くどすぎず、

しばらくはまりそうです。

 

ふとメープルシロップの原点が気になり、調べてみると

ネイティブアメリカンだったと知りました。

 

春になると森で暮らしながらシロップを採取し、

当時は液体を保存して持ち運ぶ容器など無かったので

熱くした石を何度も何度も入れて固形にする方法を使ったそうです。

その方法を入植者に教えて、徐々に容器が作られて

液体のまま食すことができるようになったそうです。

 

自然と共に暮らすネイティブアメリカン達の暮らしの知恵が

メープルシロップの原点だったのです。

 

それではハチミツはどうかと調べると

こちらはもっと古い歴史があって

ヨーロッパでは紀元前6千年頃の絵に、

日本は643年頃の「日本書紀」に登場しているとのことでした。

 

どちらも原点は大変な思いをして作られたものだと思うと

何でもそうですが、有難く感謝して頂きたいと思ったのでした。

 

ムーミンの物語の中でムーミンママが言った言葉に

「パンケーキにジャムをのせて食べる人に

悪い人なんているわけがない。」という言葉があるのですが

時々なぜか思い出すセリフなのです。

 

欧米の人でなくても何となくイメージできる。

 

恐らく子供の頃からの習慣で、

コケモモとかの手作りジャムを塗って

気取らずに食べている感じがして、

わかいやすい表現だなと感心したのです。

 

個性豊かで優しさにあふれる物語が

今でも人気の秘訣なのでしょうね。

 

しかしパンケーキは、弱火でじっくり焼くので

ひっくり返すタイミングを見計らってる

時間が一番長いですよね。

 

パンケーキを返すタイミングをひたすら待つ