お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

原種から 珍種も含め 天の業わざ

2022/6/22


公園や花壇でお馴染みのマーガレット

 

マーガレット-1

 

私だけでしょうが、沢山咲いていると

クルクルと歯車が回っているように感じます。

 

あまりにも原種っぽいので
マーガレット科というものがあるのだと思っていました。
単に知らなすぎですね。


カナリア諸島原産のキク科の多年草でした。

和名:木春菊(モクシュンギク
英名:Paris daisy、Margurrite

 

マーガレット-2


マーガレットという名前は、
ギリシャ語で真珠
Margarites(マルガリテス)から来ているそうですが
お酒のマルガリータみたいだな、と思ってしまいました。

 

カクテルのマルガリータも、テキーラベースの白いお酒ですしね。
こちらは南米のお酒なので、全く関係ないですが…。

 

園芸品種としての改良が盛んな花で
とにかく色々な形や色のものを見かけます。

 

よく見るタイプは一重咲きで
他に花びらの多い八重咲、
丁字ていじ咲きというのもあり
真ん中の黄色い部分が大きくなった種類だそうです。

この黄色い部分を筒状花つつじょうか
または管状花かんじょうか
外側の白い花びらを舌状花せつじょうかと言うそうです。


丁字咲きタイプは、真ん中の黄色い部分と
それを囲むように少し細長い白い筒状花があり、
外側の長い花びらの3種類の花弁があって
見ていて飽きません。

 

マーガレット-3

またピンポンマムのような種類もあり
これを見るとやはりキク科だと思いました。

 

色もオレンジやチョコレート色、グラデーションと様々で
人の都合でたくさん改良するのはどうか、と
思ってみたりもしたのですが、
もっと大きな視点で見てみると
何の、こうやって人が改良していくことも
植物の進化の戦略なのかもしれないと
ふと思ったのでした。

 

どうぞ種を増やしていって下さい、と。

 

今日も心穏やかな一日でありますように。

 

マーガレットの絵