お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

走る子の 答え合わせに 輝く目

2022/7/5

 

週末の少し曇り空で日差しが強くない日に

大きめの公園に行って来ました。

 

念の為帽子と長袖と麦茶を持って出かけたのですが

やっぱり暑かった!

それでも公園の中は風もあって木陰は涼しく

とても気持ち良かったです。

 

ケヤキ

 

5m程ある大木に目が行き近づくと

大きな松ぼっくりが座るようについていました。

 

10cm位の松ぼっくり

 

立て看板を見ると「ヒマラヤスギ」とあり、杉の木?と不思議に思ったら

高山地帯のヒマラヤ産でマツ科でした。

 

ヒマラヤスギ

 

英名は、Himalayan cedar ヒマラヤンシダー

 

木に芳香があるそうで、アロマオイルのシダーウッドの原料や

松ぼっくりが成長すると乾燥して鱗状にバラバラと落ち、

先端部分だけバラの形で崩れないので

クリスマスリースなどに使われるようです。

シダーローズと言ってバラそっくりの形でした。

 

ただしこの松ぼっくりが実るには

樹齢30年以上かかるそうです。

雌の花がなかなか出来ないようで

それまでは雄の花だけ咲いて終わり、

松ぼっくり自体も1年かけて育つそうで

ゆっくりと成長する木のようでした。

 

1年かけて育つヒマラヤスギの実

 

公園の端の方にキレイな白とピンク色のキョウチクトウもありました。

 

キョウチクトウの花

 

こちらもインド原産で名前の夾竹桃

葉が竹の葉と花は桃に似ていることが由来だそうです。

英名は、oleandar オレアンダ

 

この木は、花、茎、枝、根全てに毒性があるのですが、

大気汚染に強いということで道路沿いや

消音効果もあって公園などにも植えられているそうです。

 

キョウチクトウの木

 

葉の裏にくぼみがあり、そこに毛がびっしり生えていて

フィルターの役割をしていて有害物質が入るのを

防ぐ役割をしているそうです。

 

口に入れたり、素手で触らなければ大丈夫だそうですが、

お子さんやペットは注意が必要ですね!

 

キョウチクトウに注意!

 

ここに行った一番の目的は、これが見たかったから。

 

スイレン−1

写真が微妙ですが、とってもキレイだった水蓮。

 

涼しげで良さそうと思い調べて見に行きました。

白い花があちこちに沢山咲いていました。

 

水蓮の学名は、nymphaea

ギリシャ神話の水の妖精Nympha ニンファが由来のようです。

英名は、water lily

 

大きく熱帯性と耐寒性に分かれる水生植物です。

 

水生植物は、葉と茎でも光合成をしていて

水に溶けた二酸化炭素を葉の表面全体で吸収しているそうです。

水の中でも上手に適応できる仕組みなのですね。

 

この公園ではちょうどあちこちにこのような看板が立てられていて

公園内を歩いていきながら、絵本の内容を読み進んで行く

「森の絵本」というイベントをやっていました。

 

公園でやっていたイベント

 

保護者と一緒にちびっ子が走り回って順番を確認していました〜。

元気なちびっ子、ゆっくり追いかける保護者が微笑ましかった!

 

私は50代後半で独身なので子供はいませんが

若い時から子供が大好きでした。

 

こういうイベントは絵本に興味を持つきっかけになるし

自然の中を歩く(走る?)ので健康的でとても良いな、と思いました。

 

暑くて篭りがちだったので、とても良い気分転換になりました。

 

今日も上手にリフレッシュする1日をお過ごし下さい!

 

千日紅も沢山ありました!

 

猿江恩賜公園

(テニスコートもあり)

 

都営地下鉄新宿線東京メトロ半蔵門線 

住吉駅下車 A3出口から歩2分