お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

悠々と チャレンジしてる 渡り鳥

2022/3/30

 

近所のビルの前に1本だけある木蓮が咲いていました。

f:id:AmethystDrop:20220329125641j:plain

木蓮

綺麗です!

自由に空を飛ぶ鳥たち
渡り鳥はどれ位の距離を飛ぶのだろうか?

 

調べてみると体重と飛び方のパターンの違いによって
飛行距離が決まるそうです。

 

ツルや白鳥など大型で羽ばたいて飛ぶ鳥は
渡る距離が短く日本とシベリア間程の距離ですが
同じく大型でも風を利用して、あまり羽ばたきをしない
コンドルなどは地球を縦断するほどの渡り距離だとか。


こんなに沢山飛べるとは省エネ飛行、素晴らしいです!

 

モズやアジサシなどの小鳥たちも長距離が可能で、
キョクアジサシという鳥は、北極と南極間を飛び
一生の間に推定240万キロ飛ぶ計算になるらしく
これは地球と月を3往復する距離に相当するそうです。

 

しかも直行の近道ではなく、南米やアフリカを通る
非効率と思われる蛇行航路を取っているそうですが、
これは渦を巻く大きな大気に巻き込まれないようにするため。

 

ホッキョクグマとペンギン、キリンやゾウも見ながら
スイ~っと渡っているのでしょうか。すごいですね!

 

軽さも大事ですが、上昇気流や風に上手く乗ることが
飛行距離を延ばすコツのようです。
もちろん少ないエネルギーで。

 

渡り鳥たちは、寒い所は天敵が少ないので子育てのため
暖かい所は食糧確保のために行き来していると言われてるそうです。

 

更に鳥は体内に方位磁針(ほういじしん)を持っていて
地球の磁気と合わせたり、以前の場所を覚えていたり
太陽や星の位置も頼りに場所を特定していると考えられているそうです。

 

これからは渡り鳥の見方が変わります。


今がんばって暖かい所を目指して飛んでいる渡り鳥たちが
みんな無事に目的地に着きますように!

 

私も軽さと省エネルギーのコツを身に着けて
色々な所へ自由に飛べるといいな(⌒∇⌒)