歩き出す 自分で決めた その時に
2022/3/14
1960年代後半に活躍した歌手ジャニス・ジョプリン。
ロックシンガーと言われますが、ブルースや他のジャンルも含んだ
個性的でエネルギッシュな素晴らしいアーティストだと思います。
彼女ををモデルにした映画「The Rose」。
個性的な彼女をベッド・ミドラーが好演した映画ですが
この映画の主題歌「ローズ」の曲と
そして歌詞がとても美しい曲です。
特に気に入っているのが、ラスト部分。
「ただ思い出して
冬の厳しい雪のずっと深くに
横たわる種も陽の光を浴びて
春にはバラになることを」
When the night has been too lonely and the road has been too long
And you think that love is only for the lucky and the strong
Just remember in the winter far beneath the bitter snow
Lies the seed that with the sun's love, in the spring becomes the rose
この曲はジャニスに合わないと
映画プロデューサーから却下されたものの
楽曲担当者と主演のベッド・ミドラーも気に入り
最終的に主題歌になったそうです。
今では様々な人がカバーし、
ドラマや映画の主題歌に選ばられる名曲になりました。
確かにソウルフルなジャニス・ジョプリンには合わない曲ですが
ジャニスやこの映画を知らない人でも
この曲は聴いたことがあるのではないでしょうか。
合う、合わない、当たり前。
そういうものを超えた
曲の持つ力が世代を超えて
受け継がれているのかもしれません。
前に進むよう背中をそっと静かに押す、
春に相応しい曲ではないかと思いました。
春に咲く小さな青い花、オオイヌフグリ
こちらの名前より瑠璃唐草（るりからくさ）という名もあり
こちらの名前の方がいいな、と思いました。
そして 別名 「星の瞳」はもっと気に入りました。
花言葉は、「信頼」です。
