お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

食卓の 化学の学び 殻むきで

2022/4/28

 

空き地のフェンス脇に咲いていた菜の花
実がかなり膨らんできました。

野生の菜の花と実?

 

先がとがってとんがり帽子みたいです。
野生なので小さいですが、
ちゃんと実をつけて育っています。

(2022/5/10 訂正します。花大根と分かりました!)


ゆで卵の殻が上手くむけずに
よくボロボロにむいていました。
何とかキレイにむけないかと調べて
これまで試した中で高確率で簡単なのは
ヒビを入れる方法でした。

 

卵のとがっていない方を
スプーンの背でコンと軽く叩いて
ヒビを入れるだけです。

 

少しヒビが入ればOKで
入れすぎると白身がみゅっと出てくるので注意です。

 

でもなぜヒビを入れるとキレイにむけるのか?
と気になり調べると更に納得です。


卵の白身の中の二酸化炭素
熱を加えることで膨張し、
薄皮と癒着するのが原因のようでした。

 

新しい卵程、二酸化炭素が沢山あるので
余計に癒着するとのことでした。
これで解決方法は
二酸化炭素を出す場所を作ればいいだけと分かります。

 

画鋲で穴を開けるなども同じ理由ですが
実はこの方法は珍しくなく、聞いたことはありました。
でもやってみなかった。

 

ヒビを入れなくてもキレイにむける時もあったので
気に留めていなかったのですが、
やはり仕組みを知るとしっかり納得できます。

 

知っていたのに試していなかった、
やっていないことって実は多いのかもしれません。

 

ただ、不便な思いをして改めて気付くこともあります。

 

色々と試して上手く行かない経験があったから
仕組みの理解も深まるのだな、と
ゆで卵の殻むきから学んだのでした。

木漏れ日