お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

曇り空 浜辺で読書 波の音

2022/7/17

 

今日は白いお花のご紹介です。

 

ピンクや黄色もありますが、

白が涼しげだった八重咲きのマツバボタン

 

マツバボタン 白

 

南米産の多肉植物で八重咲きのこちらは

ハッピーアワーという名前でした。

 

以前投稿した花滑莧ポーチュラカの仲間で

スベリヒユ科です。

 

こちらはポーチュラカ

 

松葉牡丹 マツバボタンは、

葉がポーチュラカと違って

マツのように先が尖っています。

花は牡丹に似ていることから

松葉牡丹。

 

英名は、Rose Moss、Sun Plantなど。

 

動画で見たのですが、

茎が伸びてきたら短くカットして

切った茎を土に挿しておくと

どんどん増える丈夫なお花のようでした。

 

大きさが違いますが、白い立葵にも似ています。

 

白いタチアオイ

 

 

こちらは白いブーゲンビリア

 

ブーゲンビリア 白

 

白はちょっと珍しいと思いました。

よく知られているのはピンクのこちら

 

ブーゲンビリア ピンク

 

ブーゲンビリアの和名は、筏葛 イカダカズラ

英名もBougainvillea

中南米産 オシロイバナ科です。

 

花びらに見える部分は、苞ほうと呼ばれる

つぼみを包んでいた葉で中央に小さい花が咲きます。

白だと葉脈がよく見えて葉だったとわかります。

 

白い花にも色素成分フラボノイドがあるそうです。

 

人の目は紫外線を色で見ることが出来ないので

白く見えますが、実際は透明で

空気を含んだ泡を集めて

白く見えるのだそうです。

 

透明な泡の集まりの石鹸の泡や

波の水しぶきが白く見えるのも

光の乱反射で白と認識されるのと同じです。

 

虫は紫外線の色を感知するようなので

違う色を見ているのでしょうね。

 

考えてみると水の泡って不思議です。

 

先日、海岸でずっと波を見ていた時に

小さい波が集まって大きな波になり、

ある高さになると下に落ちながら

白い波しぶきに変わるんだなぁ、と

ボンヤリ見ていました。

 

海水が空気と混ざって

一瞬で泡に変化して

また水に戻るのでした。

 

かまぼこ魚と三つ葉で水槽風の寒天

 

液体である水を沸騰させると泡が出来て

水蒸気という気体に変化する。

反対に冷凍庫で冷やすと氷という個体に変化する。

 

これを分子で見ると、

氷という個体は、分子が繋がり合って動かない。

 

水蒸気という気体は、分子の繋がりが切れて

動きが活発になり、あちこちに散らばる。

 

水という液体は、分子が繋がったり

離れたりしながら、動きが緩やかなのだそうです。

 

心も堅くなりすぎず

気持ちがあちこちに分散しすぎず

水のようにちょうど良い状態で

緩やかでいたいと思いました。

 

今日もゆったりした気持ちで

1日をお過ごし下さい。

 

海岸で読書など良いですね