お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

何事も 痛い思いで 思い知る

2022/3/26

 

つぼみの写真を撮ったハクレンが咲き始めました。

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近所のハクレン

これからもっと大きく開くのが毎日楽しみです!


かなり以前のことですが、真夏の暑い時期に
ウイルス性胃腸炎になったことがあります。

 

その年はとても暑い日が続いたのですが
医師から治療のため食事は禁止され
OS1などのイオン水以外、水も飲んではいけない
温かいお茶を少しずつなら飲んでも良いと言われました。

この暑いのにお水もダメなの?と思いましたが
身体が受け付けず、本当に糖分と塩分の入ったイオン水か
温かいお茶も少しずつしか飲めませんでした。

 

これとお粥の上澄み液をスプーンで1~2杯だけ
これを治療中、1か月以上続けたので
どんどん体重が減っていきます。
やはり食べないと人は痩せるのだ、と実感しました。

 

座っているのもつらくて常に横になっていたい状態でしたが
仕事を休めず、点滴を打ちながら何とか通っていました。
職場の同僚もたくさん手伝ってくれて
あの時は本当に助かりました。

 

しかしかなりひどくやせ細っていき
歩くのもトボトボとやっと歩くような状態で
あ~私はこのまま栄養失調で死ぬのか、と
そう思いながらできる身辺整理をしたりしました。


でもこうやって準備をしながら逝くのは
幸いなことだな、などと思いながら。

 

何とか治療が進み、

少しずつ食べられる量が増えて

普通のお粥がOKになった時は
食べたいものを食べられること
しっかりと歩けることが
本当に有難いことなんだと
しみじみ感じたものです。

 

以前から食べることは好きでしたが
この経験以降は、行きたい所があったら
すぐに行くようにしよう。
食べたいものも食べられる時に頂きたいと
思うようになったのでした。

 

そのための身体作りも重要なので
胃腸を労わる食事をなるべく心掛けて
身体もストレッチなどを日課にするようにしています。

 

よく胃腸に優しい食材や料理を検索すると出てきますが
やはり温かいものが基本です。
野菜も柔らかい繊維の少ないもの
生ではなく蒸すか煮る、
豆腐や煮魚が負担が少なかったです。

 

体が疲れを感じたら胃腸に必ず影響するので
早目にお粥や煮物、茶碗蒸しなどで調整すると
回復が早いです。
ただあまり神経質にならず、食べたいものは食べます。

 

やはり毎日身体の声を聞くようにするのが一番です。


心の声と聞き間違えて食べ過ぎないようにしなくては!