お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

桜色 ピンクだけでは 出せぬ色

2022/4/3

今日の都内は雨で、一時止みましたが
また降り出しました。

朝にふと思い立ち
材料が揃っているレシピを見つけて
バナナとナツメのブラウニーを焼きました。

思い付きで焼きましたが、楽しかった。

桜が各地で満開のようです。

桜はピンクというより
桜色という表現がしっくり来ます。

色の和名を調べると
平安時代に付けられたものが多いようでした。

桜色もそうで、山桜の薄い紫がかった
ピンク色です。
山桜のピンク色は、とても淡い色ですね。

灰桜という色もあり、こちらは
濁りの無い灰色がかったピンク色です。

どちらも平安時代に着物の重ね合わせで
グラデーションを楽しんでいたようです。

小豆色は、漆塗りの色
卯の花色は、わずかに黄味がかった白色で
和名の色味は、繊細で落ち着いた色が多く
表現も素敵な感じです。

はっきりとパキッとした色よりも
冬の名残りがまだある肌寒い今の春は
和名の落ち着いた表現が
似合う季節のように感じます。