お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

コデマリの 静かなパワー でも清楚

2022/4/20

 

通りかかったお宅の庭でコデマリが咲いていました。

コデマリさん

白い小花がまあるく集まった姿が何とも可愛らしいです。


コデマリを初めて見たのは、
ある店舗のディスプレイで
大きな鉢にコデマリを大胆に生けた姿に目が行き、
シンプルだけど迫力を感じて
それがとても素敵だったと記憶しています。

 

花言葉は、優雅、上品 ピッタリのイメージです。

 

別名に雪球花セキキュウカというのもあり
これも感じが出ていて素敵です。

 

コデマリは何とバラ科シモツケ属の落葉低木
バラの仲間なのですね。

 

一つ一つの花はとても小さく、品種にもよりますが
沢山の雄しべが飛び出しているのが特徴です。

秋には葉が赤く紅葉し、

これまた小さい赤い実が出来るようです。

日本が原産の印象でしたが、原産地は中国でした。


やはり江戸時代に庭木として栽培されていたそうで

小手毬コデマリという名も

この頃から出来たと言われているようです。

 

こうして見ていくと

江戸時代はかなり園芸が盛んだった時代だ

ということが分かります。

 

バラもそうですが、コデマリ

花が終わると梅雨の前に

風通しをよくするために枝の根元から剪定します。


そうすることで梅雨などの時期に

病気にかかりにくくなり

秋には花芽をつけて次の春に花が咲くのですね。

 

もっと大きい花が咲くオオデマリも似たような花ですが

清楚な雰囲気がとても素敵なコデマリ

 

沢山の花が咲き始めてウキウキの気持ちを

少し落ち着かせてくれるようでした。

 

白い小花さん