お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

変化する 適応力は しなやかに

2022/4/11

 

高尾山のシダの葉が生い茂る場所で見た
わらびみたいな新芽

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シダの新芽-1

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シダの新芽-2


クルクルッと巻かれたものが開いていき

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シダの新芽-3

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シダの新芽-4




大きな葉になるようです。

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シダの葉



良く見てみると葉の形も色々あって
新芽も産毛で覆われていたり、ツルツルだったり。
高尾山にも沢山の種類があるようでした。

 

シダ類の植物は、4億1千年前位からあり
藻類の次に古い植物で
恐竜の居た時代より古くからあるそうです。

水中生活をしていたそうですが、
地球環境の変化に合わせて
陸上生活に適応するため
養分を吸収しやすいように
組織を変化させてきたそうです。

 

また、葉の裏に粒状の胞子がくっついていて
これがはじけて落ち、増やしていく種類だそうです。
本当に植物は様々で興味が尽きません。

 

食用のわらび、ゼンマイ、こごみ全てシダ類の山菜でした。
食用の山菜は、新芽しか見たことが無かったので
育つとシダの葉のようになるのですね。

 

珍しい新芽から紐解いていくと
途方もなく長い年月を生き延びてきた
たくましいシダの成長記録が分かりました。

 

シダのように外側の変化に上手に適応して
日々をしなやかに過ごして行けると良いな、と思いました。