お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

点と線 変異が固定 個性種に

2022/5/28

 

スッキリした玄関先に置かれた寄せ植えの鉢

 

ケイトウとマーガレット

カラフルなケイトウとマーガレットが
小ぶりの鉢でしたが目を引きました。

 

沢山の鉢植えが置かれたものも賑やかで良いですが
こういうワンポイント的な玄関も素敵です。

 

最近のマーガレットは、茶色やグラデーションなど
多種多様な種類を見かけます。

 

ケイトウは、葉と花が食用とされる国もあり、
日本も食用として栽培されていた時期があったそうです。

 

写真のタイプはトサカ系といわれ
散歩中に花壇や鉢植えで見かけますね。

 

ケイトウというとクルメ系といって球状の
うねり形の切り花を花屋さんで見かけます。

 

植物の茎は先端に成長点というものがあり
これが細胞分裂をしながら上に伸びて行きます。

この分裂細胞が1つから2つ、3つと増えていき
先端に納まりきらずに横に広がり
帯状にになっていったそうです。

 

この成長点が成長線になる現象を
「帯化」、「石化」と呼ぶそうですが
この複雑な形は細胞分裂の変異だったのですね。

 

点が増えて繋がり、線になり、立体に変化する。

 

寄せ植えの植物からこんな学びも得られるのですね。

 

ケイトウは、熱帯アジア原産のヒユ科一年草
夏から秋に花を咲かせる植物です。
夏の暑さに負けない鮮やかな色あいです。


どうアレンジするか個性が出ますね。

鮮やかな色味を差し色として生かしたり
夏だったら強めの色を全面に出しても
元気をもらえそうです。

 

何事もアレンジ次第で印象が変わります。

 

自分も周囲の人も楽しめる
そういう工夫を楽しみたいですね。

 

ガーベラとテントウムシ