お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

骨董も 唯一でこそ 価値があり

2022/7/7

 

毎日、夏を感じる暑さになりました。

街路樹や花も暑そうに萎んだものが目立ちます。

 

園芸店も花物より観葉植物の葉物が出てきました。

最近はとってもカラフルな葉物があるようです。

 

カラーリーフのコリウス

 

東南アジア、アフリカ、オーストラリアなどの熱帯地域原産で

シソ科 金欄紫蘇キンランジソ

coleus blumei 属名はコリウスで販売されていました。

 

紫蘇のような花も咲くようですが、

葉を鑑賞するために花は摘んでしまうようでした。

 

花は繁殖のために咲くので一時期ですが、

葉は年中あるので、こんな鮮やかな葉物は

十分に花のような役割をしてくれますね。

 

カラーリーフだけの寄せ植えなども多いようで

一年中、華やかさを演出してくれるため

季節に応じた組み合わせを楽しむ愛好家も多いようでした。

 

カラーリーフのリースの絵

 

こちらはキク科の百日草

 

百日草 ジニア

 

マーガレットのようなピンクのグラデーションがキレイな百日草

ジニア zinnia という名前で品種名は、プロフュージョンだそうです。

 

こちらは南米産で耐寒性は無いようですが、

暑さに強く、長く咲くので百日草。

 

耐暑性の花達もまだまだ咲いてくれています。

 

今日は七夕ということですが、

月の満ち欠けを基準とした太陰太陽暦(旧暦)では

今年は8月4日が旧暦の七夕だと

国立天文台NAOJのサイトで知りました。

 

日本では夏が一番天の川を観測しやすいそうで

夕方の7時から8時位に出来れば暗い高台に行って

薄い雲のようなものが見えたら天の川だそうです。

 

七夕の伝説はともかくとして、

年に一度だけ離れていた星が近づくので

尊いものに感じるのかもしれません。

 

人が生まれる確率の例えで

飛行機から砂漠に朝顔の種を落として

それを見つける程の確率だと聞いたことがあります。

この例えでどれ位の奇跡的な確率かがわかります。

 

尊いとは、かけがえの無い価値あるものという意味。

今ある生命は全て奇跡的な確率で生まれたのですね。

 

自分も他者もその他の生き物も

かけがいの無いものとして

扱うことを考える日になりました。

 

今月の7月13日の宵から14日の明け方の満月は、

今年最も大きく月が見えるスーパームーンだそうです。

 

私たちの住む銀河系の星の数も

地球上の全ての砂の数より多いといいます。

 

夏の夜空を見上げながら

無数の尊い命のかけらに

想いを馳せて見ようと思いました。

 

ちっぽけだけど尊いのだなぁ。

 

バタフライピーティーで青くした寒天入り野菜スープ