お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

キャンドルも 光る蛍も 呼吸する

2022/6/15

以前海岸近くの公園で蛍の写真の展示をしていて見た時に
関東では6月頃に見られる、ということだけ覚えていました。

 

昨年、ふとこれを思い出して調べると
ちょうど観測が終わった頃で断念したので
今年は見たいと思いながら中々都合がつかずにいます。

 

蛍が居るのは綺麗な清流の証拠。

間に合えば今年は見に行ってみたいです。

 

西日本はこれからが見頃のようですね。

 

白いあじさい


蛍がなぜ飛びながら光るのかは、結構知られていますが
どういう仕組みなのかは知らなかったので調べてみると
特殊なタンパク質と酵素
体内の酸素と反応することによって光るそうです。
不思議です!

 

このタンパク質は、ルシフェラーゼと言って
化学反応を効率よく進める性質があるようです。


ホタルイカも同じような構造で光るようですが、
酸素の力を借りて光るということは
息を吸った時に体内に酸素が入って光る。

 

つまり呼吸をしながら光っている。

 

蛍の光が自然のゆらぎ方で
見ていると気持ちが穏やかになるのは
光って消えて、の呼吸のリズムが一定のようで
微妙に異なり変化があるからかもしれません。

柔らかい揺らぎは落ち着きますね。

 

以前、住む地域の近くに蛍がいるので
見に行ったという人が
そんなに明るくなくて小さい光で
見に行くほどのものでは無かった、

と言っていました。

 

こう感じるのも人も居ますね。

 

淡い小さいな光に儚い美しさを感じる。

 

こう感じる人もまた、居るでしょう。

 

同じものを見ながら
何をどう見るか、感じるか。

 

本当に人それぞれですね。

 

今日も一日心穏やかでありますように。

 

ホタルブクロと蛍の光の絵