お散歩日和

身近な自然観察や感じたこと等。たまに遠出も。

思い出が 夏の映画で よみがえる

(思い出が 夏の映画で よみがえる)

2022/8/12

 

昨夜の月は雲がどんどん流れて

色々な表情を見せてくれました😃🌈

 

 

2022/8/11 21:00-21:30 東京から見えた月



以前は映画が好きで劇場もDVDも

どちらもよく観る方でしたが、

特に映画館では段々と観たい映画が少なくなり

最近は遠ざかっていました。

 

ただ見逃した良い映画もまだ沢山あるので

これをキッカケで見始めると

あれもこれも、となるのですよね、きっと。

 

映画は娯楽だ、と言う人もいれば

映画は人生の教科書だ、と言う人もいます。

 

私は後者の方で、その時々の課題にあった

ヒントを映画から受け取ることも多かったです。

何より「感動する」感情を感じるのに

映画はピッタリだと思っています。

 

夏を題材にした映画の特集を見て

黄泉がえり」と言う映画が浮かびました。

 

2003年に公開され大ヒットした日本映画で

塩田明彦さんが監督

草彅剛さん主演の死者がよみがえって

残された人達の心残りを伝える

生と死がテーマでした。

 

内容もとても素晴らしかったのですが

Ruiというバンドとして登場した

柴咲コウさんの「月のしずく」という曲に

とても感動しました。

 

彼女の歌の上手さにも驚きましたが

曲の出だしの太鼓の音が

何かの儀式の始まりのようで

とても印象的な曲です。

 

調べてみるとインドのタブラーという

2種類の太鼓セットの打楽器でした。

胴体が鉄や銅で出来ていて

金属の太鼓は珍しいですね。

 

歌詞も会いたい人を想う内容ですが

一つ一つの言葉が

美しい日本語で綴られていて

言葉の美しさを感じて

しばらくハマって聴いていました。

 

”時間の果てで

 冷め行く

 愛の温度(ぬくもり)

 過ぎし儚き思い出を

 照らしてゆく

 

 逢いたいと思う気持ちが

 そっと今 願いになる”

 

 

映画の中で音楽は、作品を生かす

重要な役割があると思います。

 

曲を聴いて作品を思い出すような

この映画の音楽もそんな曲だと思いました。

 

私は20代の時に職場で知り合った

ひと回り程年上の女性と気が合って

姉のような、友達のような

大好きな友人がいました。

 

私が30代の時に大腸癌を患って

あっという間にこの世を去ってしまい、

大人になって初めて

大泣きしたのを覚えています🥹

 

この映画を観て

こんな風に会えたらどんなに良いだろう

そう思って心に残った作品と曲でした。

そしてお盆に提灯をかけるような

故人を想う風習の大切さも学びました。

 

今はわかる未熟だった私に

たくさん合わせてくれていたこと。

伝えたいのは感謝しか無い

そんな優しい人でした。

 

今は彼女の年齢を超えてしまって

感慨深いですが、

今はいつかあの世で再会するのを

楽しみにしています。

 

そして沢山お土産話が出来る様な

生き方をしたいと思います。

 

大それたことで無くていい

小さな幸せに気付いて

感じられる人でいたい。

 

この作品をもう一度思い出しながら

そんな風に感じたのでした。

 

今日も健やかな1日をお過ごし下さい😃

 

 

#夏に見たい映画・ドラマ・アニメ・バラエティ

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